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メンタルヘルス
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2日前
これは双極性障害?
病院に行ってないのでわからないですが、教科書にのるようなメジャーな双極性障害が出ています。 テンションの浮き沈みが激しく自分でも疲れるときがありますし、急にくる偏頭痛、睡眠も度々起きる、マイナスな日はとことんマイナス思考でテンション高いときはイライラしやすかったり、社会人になってからこのような症状が特に目立つようになりました。 そこまで大きく日常生活に支障が出てるわけではないですが、無気力で掃除サボったり、たまに遅刻したり、言い訳に使いたいわけではないですが、しいて言うならこういった支障が出てます。 この症状は病院に行った方がいいのでしょうか? また、薬などで治るものでしょうか? 長々と失礼しました。 教えていただけると幸いです。
ストレス躁鬱うつ双極性障害不眠症不安定_躁うつ
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
14時間前
数々の不調は日々を重くしますね
#躁鬱 #双極性障害
センチョウさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 気分の浮き沈みが激しくなっていらっしゃるのですね。 現状、そして今後について、少し書かせていただきましたので、何か参考になることがあれば幸いです。
[今回の悩み]
センチョウさんは社会人になってからテンションの浮き沈みが激しく、ご自分でも疲れを感じるなど、双極性障害を疑うような状態が続いていらっしゃるとのこと。 まだ病院には行かれていないので、実際そうした診断にあてはまるかどうかはわからないものの、偏頭痛に急に襲われたり、睡眠時もたびたび目が覚めてしまう、不調なときはとことんマイナス思考であったり、テンションが高いときにはイライラしやすいなど、お困りのことがいろいろ出てきていらっしゃるようです。 日常生活には今のところ大きな支障はないものの、無気力で掃除をする気になれなかったり、たまに遅刻してしまったりといったことはあるのですね。 こうした状態は病院に行った方がいいのかどうか、また薬によって治るものなのかということが気になられてのご投稿とのことでした。
[悩みの原因・分析]
「教科書にのるようなメジャーな双極性障害」と書かれていたので、上記の他にも気になるご症状がでていらっしゃるのかもしれません。 双極性障害は、エネルギー過多ともいえるような過活動を特徴とする躁状態のときと、落ち込みがひどく無気力な状態が続くうつ状態のときという二つの相を行き来するのが特徴です。そして患者さんの多くは、うつ状態のときには不調を感じられるものの、躁状態のときには調子が良いと感じていらっしゃることが多いため、うつには気づくことが出来ても躁状態になると「調子が良くなった、回復した」と感じることが多く、なかなか双極性障害という病識に至らないことが多いと言われています。 センチョウさんの場合、テンションが高いときにはイライラしやすいと書かれていらっしゃり、調子の良さというよりもむしろアドレナリンが出すぎていたり興奮状態で心が落ち着かない状態にお困りのようだと文面からは感じます。 また、その他にも偏頭痛や睡眠時途中覚醒など、お困りの症状が複数あり、診断の有無に関わらず不調を感じられていらっしゃることは間違いないでしょう。
[やってみましょう!]
上記のような状態は社会人になられてから特に目立つようになったとのことですので、それまでの生活と比較してリズムが崩れていたり、何かしらストレスに繋がるものがある可能性もあります。 生活リズムの変化は人が思う以上に心身に負荷をかけますので、できることなら十分な睡眠と適度な運動、栄養バランスの取れた食生活を心がけていただき、心身のバランスを整えていただくことをお勧めします。 ただ、特に睡眠に関してはいくらご自身で意識しても途中で目が覚めてしまったり、なかなか寝付けないなど、思い通りにいかないことも多いかと思います。 そして現時点で既に偏頭痛やマイナス思考、イライラなど、不快な症状が複数出ていらっしゃることから、心療内科などですぐにご相談してみるのも良いと思います。 躁も鬱も、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで現れます。そのため、お薬で調整することは可能ですし、長く苦しまれてきた症状やお悩み、ストレスがあるのであれば、そうした治療と並行してカウンセリング等心理療法を受けられるのも治療に有効です。 まずはこれまでの経過やお困りの症状について、信頼できる先生に詳しくお伝えしご相談されると良いかと思います。 センチョウさんの現在の状態によっては、もしかすると睡眠を調整するようなお薬だけで回復が見込めるものかもしれませんし、躁やうつに効くような精神科のお薬が必要とされるかもしれません。
不快な症状がいくつもあると、それだけで気分はふさぎがちになりますし、毎日がつらいものですよね。 カウンセリングでは、日頃のそうした辛さやイライラについてお話をお伺いし、少しでもお気持ちがととのうよう、お手伝いさせていただきます。 お薬治療だけでなく、ご自分について見つめたりゆったりと話をする時間も必要だと感じられたら、ぜひカウンセリングもご検討されてみてくださいね。 センチョウさんのお困りの症状が少しでも軽減されることを、陰ながらお祈りしております。