1つ不安が解消されても、次々に他の不安が沸き起こってしまうという、lelianaさん。最近では大切な人との残された時間を考えると、どうしようもなく悲しくなってしまうようです。なかなか頭から離れないこういった不安な気持ちのために今を楽しめなくなってしまうのも辛いので、できることから行動しようと気を付けていらっしゃるのですね。不安との向き合い方や対処法、解消法を知りたいとのご質問でした。

不安障害とは10年以上のお付き合いとのことですので、毎日の生活の中で不安を感じやすいために、たくさんのご苦労があることと思います。仕事や学業、人間関係など、日常生活の中では様々な不安な場面と直面しなければなりません。1つ1つを気にしていたら、それこそ終わりがないですよね。でも、今を楽しめるようになるためにできることをしようと心がけていらっしゃるというのは、とても前向きで素晴らしい姿勢だと思います。ご自身でも心がけていらっしゃることがあるかとは思いますが、それ以外にどのような向き合い方や対処法があるでしょうか。

不安になりやすい性格だと、物事に積極的になりにくくかったり、考え過ぎてしまったりと、普段の生活で障壁になることも多いかもしれません。でも、逆に捉えれば、慎重に考えて行動することができたり、色々な可能性を考えられる思考力があったりと、良い面もたくさんあるのではないでしょうか。その思慮深さから、周りに対する気遣いができたり、優しい心配りができたりすることも多いのではないかと思います。是非、直すべき悪い所と感じ過ぎずに、プラスの面もあるという風にポジティブに捉えてほしいと思います。 最近では身近な人との時間を考え、元気に過ごせる残された時間を想像すると悲しくなってしまうとのことでしたが、そこまで思い詰めてしまう程大切な存在がいるというのは、素敵なことですね。それだけ相手の存在が自分にとって大きく、大事に思っているということなのだと思います。一緒に楽しい時間を過ごしていても残された時間を考えて悲しくなってしまうという豊かな感受性もまた、lelianaさんの魅力の一つかもしれません。想像力が豊かで繊細な感性を持っていると、どうしても心のアンテナが人よりも少し多いので、日々の生活で受け取ってしまう部分が多くて疲れてしまうことも増えてしまいます。実は、芸術家にはそういう人が多く、歌詞や音楽、絵画等によって自分の気持ちを表現することにより、メンタルのバランスを保っているという人もたくさんいます。彼らは仕事のために芸術表現をするというだけでなく、自分自身を癒し、バランスを取るためにも、表現せずにはいられないのです。もしかしたらlelianaさんも、音楽やダンス、絵画、手芸など、何かしらの表現の手段によってご自身の不安な気持ちと向き合うことが、癒しに繋がる可能性もあります。普段の生活の中でそういった時間を取り入れてみると、心を落ち着けることができるかもしれませんね。 また、これは既に実践されていることかもしれませんが、不安に思ったことを紙に書き出してみるというのも、気持ちを落ち着けるのに役に立ちます。混乱した頭が少し整理されて、不安を客観視することができます。そして、しばらくして自分がその不安をどのように乗り越えたか、不安な出来事はその後どうなったかということも書き足してみると、更に物事を客観的に見ることができるかもしれません。心配な気持ちはありながらも自分は何とか乗り越えられたんだという記録を見ることは、自信にも繋がります。もし良かったら、試してみてくださいね。

不安な気持ちに左右されず、今を楽しめるようになるために心がけているというlelianaさんは、既に上手に不安と向き合えているようにも感じます。ご自身の性格について改めて深く考えてみたい、不安の解消法について更に相談してみたいという場合には、カウンセリングも役に立つかと思います。もし機会があれば、カウンセリングも検討してみてくださいね。lelianaさんが心穏やかに毎日を楽しんで過ごすことができますように、応援しています。