この春から新卒として働き始めたけれど、想像以上に業務が多く、研修やミーティングも連日続き、すでにキャパオーバーぎみ。 「周りはちゃんとやれてるのに、自分だけ遅れているのでは…」という焦りや、「努力しないといけないのに、体が動かない自分」に対する自己否定感もつのっている。 この会社が合っていないのか、それとも自分が社会人に向いていないのか、転職すべきか…と悩み、未来に対する不安がどんどん大きくなっている。 つきか0016さんは、そのようなお悩みを抱えておられるのですね。

このお悩みの根っこには、「がんばりたいのに、心も体も追いつかない」という、つきか0016さんの強い葛藤と孤独があるように感じます。 社会に出たばかりの今は、“わからないことが多くて当たり前”で、“未経験なことに囲まれるのが普通”の時期。 それでも、周りのスピードや成果が目に入ると、自分が取り残されているように感じてしまいますよね。 しかも、業務時間外まで負担がある今の状況は、まさに「情報過多」「過負荷」状態。 その中で「動けない」日があるのは、ごく自然なことです。 頭では「頑張らなきゃ」ってわかっていても、心や体が悲鳴をあげていたら、それは「頑張ってるサイン」です。 「やる気がない」のではなく、「もういっぱいいっぱいだよ」というSOSと私は考えます。

今、つきか0016さんに必要なのは、「もっと頑張ること」よりも、「自分の中の“もう限界かも”というサインに気づいてあげること」かもしれません。 ◎ステップ1：できていることに目を向ける 「会社に行っている」「毎日なんとか耐えている」 それだけで、実はものすごくすごいこと。 当たり前になってしまっているその“踏ん張り”に、まずは自分で「よくやってるよ」と声をかけてあげてみてください。 “できていないこと”ばかりに目を向けると、自分を責めてしまいます。 でも、今日まで生きて、働いて、相談できる言葉を持っているつきか0016さんは、すでにとても立派です。 ◎ステップ2：「1日1個だけやることを決める」 “完璧にやらなきゃ”と思うと苦しくなります。 だからこそ、「今日できたらOKなこと」を1つだけ決めてみてください。 ・メールの返事を1通返す ・資料に目を通す ・昼休みに5分だけ深呼吸する 小さな積み重ねが、「あ、私はちゃんとやれてるんだ」という感覚につながっていきます。 ◎ステップ3：モヤモヤを“言語化”しておく 忙しい日々の中で、自分の感情が置いてけぼりになってしまうこともあります。 そんなときは、数行でもいいので「今日しんどかったこと」「なんでつらいのか」をメモしておくと、心が少し軽くなります。 言葉にするだけでも、気持ちは整理されていくものなんですよ。

今のように「正解がわからないまま、毎日を生き延びている」状態のとき、カウンセリングでは、 ・心と体の疲れにブレーキをかけられる ・「今の自分でも大丈夫なんだ」と思えるようになる ・「どうすれば楽になるか」を一緒に整理して考えられる ・転職を含めた“これから”を、自分らしく考える土台ができる そんな効果があります。 また、コーチングの視点からは、つきか0016さんが「どんな働き方なら心がラクか」「どんなふうに自分を守りながらキャリアを築きたいか」などを、一緒に整理していけます。 最後にひとこと 「今がいちばんつらい時期だから頑張ろう」 その言葉に、余計につらくなったのも、本当によくわかります。 でも、“今がいちばんつらい時期”だとしても、“乗り越える方法”は人それぞれ違っていいんです。 あなたの“つらさ”を、無理にポジティブに塗り替える必要はありません。 「しんどいね」「つらいよね」って、まずはそのままのつきか0016さん自身に、そっと手を差し伸べるところから始めていいんです。 つきか0016さんは、ちゃんと頑張っています。 そして、つきか0016さんのペースで、未来をつくっていって大丈夫です。 一緒に深呼吸して、一歩ずつ進んでいきましょうね。