お話の詳細
自由
匿名さん
8日前
休職という名の退職をして1ヶ月。 転職活動中でつなぎで配達員で生活費稼いでいるが、、、日中の自転車部隊では閑古鳥なので、旦那が帰宅後に週5日から7日漕ぎに行っているが、家事はそのままで帰宅後やるから寝るの遅くなるし、子どもとコミュニケーション取る時間減るし、マックの誘惑に駆られるし、あんまり長く続ける仕事ではないと思ってはいるが、なんせ次の職場が今回はガラッと視点変えて探しているからか本当に決まらない。 明日も朝から説明会なのにもうすぐ深夜2時。。。 旦那にはあれはダメこれもダメと言われて転職先は狭められるし、、、、。
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専門家プロフィール
佐藤 真紀 さんの専門回答
4日前
「休職という名の退職をして1ヶ月経過後の今の葛藤」
#休職 #ストレス #夫婦問題 #転職 #葛藤
こんにちは。 カウンセラー/公認心理師の佐藤真紀と申します。 匿名さんのメッセージ、ひとつひとつ大切に読ませていただきました。 きっと、この文章を書いている今も、眠い目をこすりながら、疲れた体と頭で今日を終えようとしているのではないでしょうか。 「誰のために頑張ってるんだろう…」「何のためにこんなに無理してるんだろう…」 そう思ってしまうほど、今の匿名さんは、家族のことも、自分の将来のことも、どちらも必死に支えようとしているように見えます。 まずはその姿に、心からの「おつかれさま」
[今回の悩み]
休職という形で退職し、現在は転職活動中。 生活費を稼ぐために配達の仕事をしているが、収入が不安定な上に深夜の勤務が続いて心身ともに限界に近い。 それでも家事や育児はそのまま自分が担い、睡眠時間や家族との時間が削られている。 自分なりに前向きに頑張ろうとしているが、夫からの否定的な言葉や制限も多く、転職先の選択肢が狭まり、将来が見えず不安が強まっている。 このような理解でよろしいでしょうか。
[悩みの原因・分析]
このご相談には、いくつもの“すり減り”が重なっているように感じます。 体の疲れ(深夜勤務+家事+育児) 心の疲れ(報われなさ、理解されなさ、孤立感) 将来への不安(転職の見通しが立たない) 関係性の疲れ(パートナーからの制限や否定) 「何とかしなきゃ」と踏ん張っているのに、周囲からの支えやねぎらいが少ないと、人は“空っぽ”になっていきます。 ましてや、転職という人生の大きな選択を抱えながら、日々の生活を一人で回しているのですから、今のしんどさを感じるのは当然のことです。 匿名さんが弱いわけでも、甘えているわけでもありません。
[やってみましょう!]
今の状況ですぐに全てを変えるのは難しいかもしれません。 だからこそ、“変えられるかもしれない小さな部分”に目を向けて、少しでも負担を減らせる方法を一緒に考えてみませんか? ◎ステップ1:「完璧にやること」を一度“降りてみる” 全部背負いすぎていませんか? 家事、子育て、仕事、将来…。 どれか一つでも、「今日は60点でいい」と自分に許してみてください。 お惣菜を買う、洗濯を1日飛ばす、子どもと5分でも笑い合えたらOK。 そんなふうに“ちょっと力を抜くこと”も、立派な選択です。 ◎ステップ2:「配達の時間」を“体と心の回復時間”として意識する 配達は大変ですが、「誰にも縛られない時間」「何も考えずに身体を動かす時間」でもあります。 たとえば、好きな音楽やポッドキャストを聴きながら、“ひとりの時間”として大切に使ってみると、少し気持ちが和らぐかもしれません。 ◎ステップ3:「夫の言葉=正解」ではないと知る パートナーが心配から制限している可能性はありますが、あなたの人生の選択肢を決める権利は、匿名さんにあります。 「私にとって大事なものは何か」「本当はどんなふうに働きたいか」 自分の軸を、少しずつ取り戻していくことが大切です。
今のように「現実に追われて心がすり減っている」ときこそ、カウンセリングは“呼吸を取り戻す場所”になります。 ・「本音」を誰にも遠慮せずに話せる ・自分の望みや限界を見つけ直せる ・家庭や仕事、パートナーとの関係の中で「私はどうしたいか」を整理できる ・自分の時間を“自分のため”に使う練習ができる …そんな安心の場が、匿名さんの中の「もう少しがんばれるかも」という力に火を灯してくれるかもしれません。 最後にひとこと 匿名さんは、今ものすごくがんばっています。 それでも「まだ足りない」「もっとやらなきゃ」と思ってしまうのは、誰かの期待を裏切りたくない優しさや、家族を守りたい想いがあるからだと思います。 でもどうか忘れないでください。 匿名さんにも、休む権利があります。 匿名さんにも、「こうありたい」と選ぶ自由があります。 そして、匿名さんの頑張りは、もう十分すぎるほど届いています。 深夜2時に感じる孤独の中でも、匿名さんの味方は、きっといます。 どうか、匿名さんが自分自身を大切にする選択を、少しずつ、許してあげられますように。