お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.くじらのみたゆめ
9日前
人に相談するのが難しい
一人で悩んでいても何も変わらないと思って、大学の学生相談室へ行ったり心療内科へ行ったりするのですが、上手く自分の状態を伝えられません。 日々些細なことに悲しくなったりイライラしたり、ただ生きているだけで悩んで、その悩みが大学生活や勉強を圧迫している、ということはわかっているつもりなのですが、具体的な悩みが自分でもよくわからず、悩みが出てきた時に伝える時用にメモしておいても、後で見るとわざわざ人に話すようなことでもない気がする、と思って話せません。 ただ一つ一つの悩みは本当に小さいことで、悩み一つで生活が圧迫されているわけではないのですが、起こったこと全てを悲観的に考えてしまったり過度に深刻に捉えてしまったりするので、悩みが多い+些細なことで深刻に悩むの組み合わせで死ぬほど苦しいです。だけど、それが上手く説明できないし、改善する方法もわかりません。自分の性格の問題のように感じます。性格なんて治る治らないの問題じゃないところのせいで生きるのがしんどいなら死にたいです。
ストレス
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
9日前
うまく伝えられない、それ自体もお悩みだと思います
#カウンセリング
くじらのみたゆめさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 自分の状態や気持ちを言葉にするのって難しいですよね。 少しでもお力になれたらと思い、コメントさせていただきます。
[今回の悩み]
くじらのみたゆめさんは日々悲しくなったりイライラしたり、いろいろな感情に襲われ、悲観的になったり、深刻に捉えすぎてしまったりすることで、とても生きにくさを感じられていらっしゃるようです。 そうした感覚から、学生相談や心療内科に行っていらっしゃるとのこと。 ただ、具体的に何に悩んでいるかと聞かれると、ご自分でもそれを言葉にするのが難しく、その場でメモをして後で伝えようと思っても、後から見返すとわざわざ人に話すような内容ではないのかもしれないと思い、ますますご自身の状態をお伝えするのが難しくなってしまっているのですね。 一つ一つの悩みは些細なことがきっかけだったり、大きなことではないものの、悩むことが多く深刻に考えてしまうことで生きているのが辛く感じられるほど苦しまれているとのこと。 そうしたご自身の状態を伝えるのも難しく、またどうしたら改善できるのか、性格の問題なのだとしたら治るとかいう問題ではないのではないかということで、死にたいほど苦しまれていらっしゃるご様子、とても心配になりました。
[悩みの原因・分析]
くじらのみたゆめさんは”〇〇がつらい”と明言できるような悩みの対象があるわけではないとのこと。 ただ日々いろいろなことにお気持ちが反応し、悲しくなったりイライラしたりと、感情がとてもよく動いてしまうようです。 感情が反応すること自体はとても感受性が豊かで良いことですが、それがマイナスの感情ばかりとなるとつらいですよね。 ご自身でもこのままでは何も変わらないのでは、何かしら改善することができたらという想いから、心療内科や学生相談に行かれているとのこと、とても素晴らしいことだと思います。 ただそこでご自身のつらさや苦しみがうまく伝えられていないように感じ、せっかくそれらの場所に赴いても何も変わらないような感覚に焦りや不安を抱かれているのかもしれません。
[やってみましょう!]
カウンセラーとしてお話を伺う際、お相手の方の感じ方や考え方を伺うことができるとその方についての理解が深まり、どんなことで苦しみ悩んでいらしたのかをより具体的に想像することができます。 くじらのみたゆめさんは、後で伝えるためにと思ってせっかくメモを残しても、後から見るとわざわざ話すようなことでもない気がする、とお伝え出来ずにいるとのことで、それは少し勿体ないような気がしました。 確かに、カウンセリングや診察といった場に行って、何を話せばいいのか、こんなこと話してもわかってもらえるのかな、などといった不安はあるものでしょう。 ただ、くじらのみたゆめさんの場合、”ご自分が何に困っているのか、日々いろいろなことに悩むし悲観的になってしまうけれども、なぜこんなに苦しいのかがよくわからない”といったことが今のお悩みの主な内容のように読んでいて感じました。 そしてその”いろいろなこと”のうちの一つとして、くじらのみたゆめさんが”人に話すようなことでもない気がする”と思われた内容も、具体例の一つとしてお伝えになると、相手のカウンセラーだったり主治医の先生にくじらのみたゆめさんの状態が伝わりやすくなると思います。 いきなりわかりやすくご自分のことを伝えようと考えすぎず、まずはそうした日々感じたことをポツポツとお伝えになるような内容のカウンセリングでも良いと思います。 そうやってお話を積み重ねていくうちに、くじらのみたゆめさんの感じ方や考え方がお相手にも伝わり、何がそんなに苦しくさせてしまっているのかといったこともカウンセラーや主治医の先生と一緒に考えていくことができるようになっていくでしょう。
心療内科での診察では、もしかすると時間が限られていてゆっくりお話をできるような雰囲気がないかもしれません。 カウンセリングでは、くじらのみたゆめさんのペースでお話を重ねていくことで、ご自身にとっても無理なくご自身の状態を理解したり、お考えをまとめたりすることができるようになっていくでしょう。 上手く話せないからと諦めてしまわず、ぜひカウンセリングを続けていっていただけたらと思います。 くじらのみたゆめさんがせっかく踏み出した一歩が、明るい未来に繋がっていくことを陰ながら応援しております。