リストカットをやめたいのにやめられないというお悩みを投稿してくださった、メンタル絹豆腐さん。まるで生存確認のように日々傷が増えていき、隠すのも難しくなってきているのですね。学校では嫌なことを言ってくる人もいて、辛くなった時に切れるように筆箱にはカッターを入れているとのこと。本当に辛く、助けてほしいという切実な思いが伝わってきました。

心配になって他の投稿も見させて頂きましたが、親御さんからは勉強のプレッシャーもあったり、部活でも大変な思いをしていたりと、毎日相当なストレス環境で過ごしていることが分かります。家でも学校でも、安心して過ごせる居場所がないというのは本当に辛いことだと思います。そんな中、自分を傷つけることが、辛い毎日を生き延びるための手段になっているのですね。傷が増えていくのは避けたいし、やめたいとは分かっているのに、生きるために傷つけずにはいられない。出口の見えないしんどい日々の中、メンタル絹豆腐さんの心の負担を少しでも軽くするためには、どのようなことができそうでしょうか。一緒に考えてみましょう。

リストカットはやめられるのならやめた方が良いというのは分かっているけど、そうでもしないと毎日を乗り切ることができない。それほど、今メンタル絹豆腐さんは過酷な状況を生きていらっしゃるのだと思います。嫌な呼び方で呼んできたり、からかってきたりというのは、いじりの範囲を超えてれっきとしたいじめです。先生方は、この状況を把握していらっしゃるのでしょうか。もしできれば、先生に話をして、環境を改善できると良いのですが、難しいでしょうか。話を大きくしたくないということであれば、相手の人への聞き取りやクラス全体への指導などはやめてほしいと伝えることもできます。例えばその人と席を離してもらったり、班が一緒にならないように配慮してもらったりといったこともお願いできるかと思います。学校生活でのストレスを少しでも減らすことができるように、誰か先生に相談ができると良いですね。 また、リストカット以外に落ち着ける方法はいくつか試してみたことはあるでしょうか。ぐちゃぐちゃしてどうにもならない気持ちを静めるためにリストカットが効果を発揮している場合には、別の方法を探してみてください。「トレジャーボックス」と言って、自分のお気に入りの写真や思い出の品、推しのグッズなど、気持ちが前向きになれる品物をいくつか箱に入れておいて、気持ちを落ち着けたい時に箱を開けてそこから何か一つ手に取ってみるという方法があります。箱にアイテムを揃えるのも楽しみながらできるし、次はどれを取り出して落ち着こうかな、と考えるのも楽しくなります。良かったら試してみてくださいね。それ以外だと、座っている椅子の手すりや座面をぎゅっと掴んで、今日の日付や予定などを頭の中で確認するというのも一つの方法です。リストカットをしそうな時というのは一時的に気持ちが混乱し、解離のような状態になっていますので、意識を現実に引き戻すという意味でこの方法は役に立ちます。 そして他の投稿では、気分が不安定ですごく落ち込んだり、うつっぽくなったりする時があるとのことでした。勉強へのプレッシャーやストレスの多い学校生活を送っていたら、情緒が安定せず時には落ち込んでしまうというのも自然なことだと思います。もし可能であれば、養護の先生や、スクールカウンセラーの先生に、そういった気分の不安定さや今抱えている悩みについてお話をしてみてください。親御さんとの関係でストレスになることが多いようでしたら、カウンセラーの先生から保護者の方に話をしてもらうということもできるかと思います。心がどうしても疲れていて部活を休みたい時には、お休みをする日があっても良いのではないでしょうか。サボりだと思われるという心配があるようだったら顧問の先生に事情を話し、お休みさせてもらうというのも一つの方法です。気持ちが沈んでいたり疲れている時には、十分に休息を取ってエネルギーを充電することが大切です。

こちらには同じように悩みを抱えている同年代の方もたくさんいらっしゃると思いますので、投稿に書いて吐き出すというのも、気持ちの整理には役に立つと思います。良かったらまたお話を投稿してみてくださいね。メンタル絹豆腐さんの心の負担がちょっとずつでも軽くなり、穏やかな毎日を送れるようになることを願っています。どうぞご無理のないようにしてください。