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キャリア・就職
コーヒー豆_レベル._アイコン.さくらいろ
16日前
ネガティブで自分の良さを見つけられません
昔から自己肯定感がとても低く、自分に自信が持てる事が少ないです。 長所や得意なことを見つける事に苦戦し、自分では何も取り柄がないように感じてしまう事が多いです。 そろそろ就職活動を始めるにあたり自己分析に取り組んでみたのですが、学生時代に頑張ったことがあってもそこから自分の強みを見つけることができず、言葉にすることができません。 自分を客観的に見て、自分らしさや良さを見つけられるようになりたいです。
不安
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専門家プロフィール
鯨井 薫 さんの専門回答
7日前
自分の強み
#就職活動 #強み #客観的 #自分らしさ
さくらいろさん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の鯨井と申します。 さくらいろさんは現在就職活動中なのですね。さくらいろさんのお話を拝見し、私なりに考えたことをコメントさせていただきます。 よろしくお願いいたします。
[今回の悩み]
さくらいろさんは現在就職活動中で、自分の強みを見つけようとしているのですが、長所や得意なことを見つけることに苦戦し、自分には取り柄がないように感じたり、これまで頑張ってきたことを言葉にすることができなかったりと自分の強み探しに苦労されているようです。客観的に見た自分らしさ、自分の良さを見つけられるようになりたいと考えているとのことです。
[悩みの原因・分析]
さくらいろさんに限らず、日本ではどちらかというと、自分の長所や特技などを主張することは良いこととはされず、「謙遜」や「控え目」さが美徳だと教えられてきたことが多いのではないでしょうか?しかし、就職活動をする段階になると、突然今までは主張することを良しとしたなかったことを主張することが求められ、戸惑う方も多いと思います。こういった中で、どのようにして自分の長所、特技、強みを見つけていったらよいのでしょうか?
[やってみましょう!]
まず一つの方法として、「あなたが人からされて嫌なこと」を挙げてみます。これは「人からされて嫌=人にしないようにしていること」であり、他者を思い、自分の中で気を付けていることです。例えば、「自分を見下すような発言をされることが嫌」という方は反対に「人を見下すような発言はしない」と気を付けており、そういった相手を思いやり、発言に気を付けていることがこの方の強みであるということができます。さくらいろさんも「人からされて嫌なこと」をいくつか挙げてみてはいかがでしょうか? また、キャリアコンサルタントや就職相談などを利用してみられるのもよいかと思います。「学生時代に頑張ったことがあっても」とお話されているため、自分のなかで「あれは頑張った」という経験がいくつかあるようです。こういった頑張ったことを相談の中でお話してみることで、自分では思ってもみなかった強みを引き出すことができるかと思います。 最後に、就職活動するにあたって、このように自己分析に励まれ、真摯に取り組まれていること、それこそさくらいろさんの強みであると言えるのではないでしょうか?自分の目標ややるべきことを考え、それに向かって努力されている姿はとても立派だと感じました。
最初に挙げた「人からされて嫌なこと=強み」というのはコーチングでも用いられている手法です。こういったサポートを利用することで、新しい自分に対する発見が得られることがあります。また、カウンセリングでも自分自身について話すことによって振り返り、整理していくなかで、自分の良さ、頑張ってきたことなどあらためて見えてくるものがあるかと思います。第3者と話すことで客観的な考えも知ることができます。 もし、さくらいろさんが必要だと思われた際には、ぜひこういったサポートのご利用をご検討ください。さくらいろさんの今後のご活動を心より応援しております。