お話の詳細
一般的な悩み
コーヒー豆_レベル._アイコン.Sorausa17
18日前
私が私でなくなる前に解決したい
私は、家族からは愛されていない、友達といたら楽だが正直私の居場所はない、知り合いは私の陰口や嫌がらせが楽しいらしい。私は愛され方を知らない中学三年生です。わたしは反抗期が1日だけきました。それは本当に反抗期?って思うかもしれません。私は、親に本気で反抗したのはあの日が最初で最後です。私は虐められやすいです。本当に全く知らない人にもターゲットにされちゃうのです。見た目がどうこうではないらしいです。ただ虐めやすいってだけと言われました。そんな環境にいるからでしょうか。毎日相手の期限を伺いそして空気を読む。そんな環境が息苦しくていつしか死にたいと思うようになりました。 ですが、今は死にたいとも行きたいとも思えないのです。感情が無くなってしまったのでしょう。好き、嫌い、楽しい、つまんない、うれしい、くるしい、なんて思えなくなってしまったのです。正直昨日からの記憶がほぼないのです。ものすごく曖昧なのです。昨日は金曜日で学校ぐらいしか覚えていないのです。ストレスからよるものでしょうね。どうか、これ以上私が私でいれなくなる前に助けて欲しいのです。お願いします。
パニック不安無気力
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
7日前
苦しい状況がそうさせてしまったのですね
#離人症 #離人感 #ストレス
Sorausa17さん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 以前のご投稿も読ませていただきました。 ずっと苦しまれてきたのですね。 ここがSorausa17さんにとって少しでも心落ち着ける場となればと思い、微力ながらコメントさせていただきます。
[今回の悩み]
Sorausa17さんは厳しい(と一言で括っていいのかわかりませんが)お母さまの元でお育ちになり、常にその基準から外れないように、怒られたり殴られたりしないようにと怯えながら過ごしていらしたとのこと。 6人兄妹の5番目とのことでしたが、生まれ順のせいなのか、お母さまからは他のご兄妹とは違った対応をされているとずっと感じていらしたのですね。 そうした積み重ねから、ご家族といても愛されていると感じられず、また友達といてもご自分の居場所だとは感じられないとのこと。 またある人からは陰口や嫌がらせをされており、常に虐めや嫌がらせのターゲットになりやすいと感じられてきたのですね。 Sorausa17さんは、そんな日々の中で周りの人の機嫌を窺ったり空気を読むような毎日を送られており、その息苦しさから死にたいと思うようになっていらしたとのこと。 それが最近では、そんな感情すら抱けなくなり、死にたいとも生きたいとも思えず、それどころか好き、嫌い、楽しい、つまらない、嬉しい、苦しい、などといったいろいろな感情すら湧かなくなってしまってきた。記憶も曖昧で、”昨日は金曜日だったから学校だった”というくらいの感覚しか残っていないとのこと。 こうした状態はストレスからきているのか、自分が自分でなくなってしまうような恐怖があり、助けてほしいとのご投稿でした。
[悩みの原因・分析]
常にまわりから虐めや嫌がらせなどの攻撃を受けるのではと怯えながら暮らす日々はとても苦しく、つらいものでしょう。 ご自分でもなぜこんなにターゲットにされてしまうのかわからず、虐めてくる相手からも容姿などではなくただ虐めやすいだけと言われてしまい、どうすることもできない苦しみを抱かれたことと思います。 そしてそれは恐らく親御さんとの関係でも似た状態が繰り返されてきており、お母さまなりの基準はあったものの、理不尽さを感じたり、お母さまの機嫌一つで振り回されてきたような感覚もあったかもしれません。 Sorausa17さんには反抗期が1日だけ来たと書かれていましたが、1日しか反抗することを許されない関係性だったともいえるのかもしれません。 ご投稿内容からはその1日の反抗期がどのような経験だったかは推測しかねますが、Sorausa17さんがご自分の意志を持つこと、考えを主張することを許容してもらえないような雰囲気があったのかもしれませんね。 他人の顔色を窺って過ごすのは本当にエネルギーの要ることですし、うまくいかないことも多いものです。 そして実際それがうまくいかないと、それもまた傷つきとなり、さらにまわりが怖くなったり警戒心を強めてしまうという悪循環が起こり得ます。 Sorausa17さんが感じられているように、特別何か大きなことがなくてもそうした日々のストレスの積み重ねにより、現在のような、いろいろな感情を抱きにくい、自分のことなのに実感がない、生の感覚が感じられないというような離人症といえるような状態に陥ることは十分に考えられます。
[やってみましょう!]
現在の感覚がほとんどないような状態は、ある意味ご自分がその心を守るためにとった手段とも考えられます。 それだけSorausa17さんにとって、今いる環境がリアルに感じ取るにはつらく苦しいものであるということが窺えます。 一方で、体調の変化や睡眠不足などといった身体的な要因もそのような状態に寄与している可能性もあるので、まずは生活習慣を見直すことも考えてみてくださいね。 その上で、現在の状態はSorausa17さんにとって違和感があり、ご自分が今までの自分ではなくなってしまうような恐怖を感じられていることと思います。 少しでも元のSorausa17さんを取り戻していけるよう、手立てを考えてみましょう。 Sorausa17さんにとって、安心して身も心も置ける場所はあるでしょうか。 誰かと一緒にいなくても構いません。 ご自分の部屋だったり、学校の図書館や保健室などといった場所でも構いません。 誰のことも気にせずに、ご自分がご自分でいられる場所を意識的に見つけて、安全であることを感じるようにしてみてください。 ご投稿内容を拝見すると、Sorausa17さんの毎日は常に誰かの機嫌や顔色を窺ってばかりいらっしゃるように見受けられます。 しかし、ご家族も含めてあくまで他者は他者。ご自分の感覚はご自分でしか感じることも守ることもできないのです。 まずはご自分がしっかりと呼吸をしていることを意識するところからでもいいかもしれません。 安心できる場で、目を閉じてゆっくりとご自分の呼吸に意識を向けてみてください。 その中で、いろいろな感覚が少しずつ湧いてくるかもしれませんし、そうでなければただただ入ってくる空気と出ていく空気を感じ取ることで、脳は安息を感じリラックスすることができると言われています。 些細なことかもしれませんが、ご自分がご自身に優しい眼差しを向けること、自分の状態に意識を向けてあげることで、少しずつご自身の感覚が戻ってくる可能性はあると思います。
現在学生さんとのことで、心療内科や精神科への受診は難しいものがあるかもしれませんが、チャンスがあればそうした場への受診も検討してみてくださいね。 現在は離人感といった症状に留まっていますが、これまでも死にたいと感じられていらしたり、今後もストレスが強くなることで他の精神症状が現れてくる可能性もあります。 そうした時に、Sorausa17さんが安心してご相談できる場、すぐに治療を受けられる場を早めに見つけておくことをお勧めします。 また、学校内にスクールカウンセラーがいらしたり、学生相談のような場があれば、そちらの利用は医療機関よりもしやすいかと思います。 日常で接することのない第三者だからこそ安心して話せることもあるかと思いますし、そうした相手と自分について見つめる場を持つことは、現在の状態を改善していくのに適しています。 どこに聞けばいいかわからなければ、担任の先生や保健室の先生にご相談なさってみてください。 きっと力になっていただけるはずです。 Sorausa17さんの苦しみが少しでも癒されることを、陰ながらお祈りしております。