疲労ちゃんさんは今の彼氏さんとお付き合いを始めて10か月ほど。 ご進学か社会人デビューか、そのようなライフステージの変化とともにお二人ともに新生活が始まって２か月が経ったのですね。 疲労ちゃんさんは新生活のスタートと主に一人暮らしも始められ、ホームシックを感じることが多く、泣いたり怒ったりとお気持ちが整わない日が多くなってしまっているようです。 そしてその不安定なお気持ちを彼氏さんにぶつけてしまうとのこと。 彼も彼で、新しい環境でお友達もでき、少しずつ変わっていらっしゃることを疲労ちゃんさんは感じられているのですね。 ご自身の揺らぎやすいお気持ちや、彼の変化を感じることが嫌で、いろいろと考えては落ち込んでしまっていらっしゃるご様子。 最終的にはご自身と彼とで決めることとは思いつつも、彼と離れるべきなのか、こんな状態のご自身は何か精神的な病気なのかとお悩みなのですね。

新生活がスタートされて２か月、はじめの頃の緊張感も次第に薄れてきて、いろいろな疲れが出てくる頃かと思います。 特に疲労ちゃんさんは一人暮らしも同時にスタートされたとのこと。新たな環境が一度に舞い降りてきて、その生活に馴れるのに心も身体も必死なことと思います。 そんな中、慣れ親しんだ前の生活を恋しく思ったりホームシックを感じられるのは当然で自然な反応です。決して精神的な病気などではありません。 そしてそんな中、彼のことを心の支えのように感じたり、寂しい気持ちや不安な気持ちを過去も現在も知っており、親密な関係である彼に理解してもらいたい、支えてほしいと感じるお気持ちもとてもよくわかります。 ただ、彼の方も新生活が始まったばかり。だとすると、彼は彼で今の環境に馴れることに必死で、もしかすると疲労ちゃんさんに対するサポートやケアが十分とはいえないときがあるのかもしれません。 そして、新しい友達が出来たり、少しずつ変わっていく彼という存在自体にも、疲労ちゃんさんは寂しさを感じられているのかもしれませんね。

寂しい気持ち、疲れている感情を彼にぶつけてしまう、そんなお気持ちはとてもよく理解できます。 しかし彼も彼で新しい環境で頑張っている一人。 お互いに頑張っていること、それぞれ内容は違ってもつらい想いを抱えているかもしれない者同士であることを前提として理解し合えるといいですね。 恋愛関係にあると時に相手のことを自分の一部、もしくは自分のすべてを受け入れてくれる相手のように感じてしまうことがありますが、その伝え方には注意を払った方が良いかもしれません。 お互いに一番大切な存在であると同時に、尊重すべき他者でもあるということを忘れずに、感情的に気持ちをぶつけるのではなく、疲労ちゃんさんが今何に寂しさを感じているのか、何に困っているのかなどを、落ち着いてお伝えできると安定した関係を維持していけるかと思います。 そんな冷静にご自分の気持ちを観察できないというようであれば、「今とても気持ちが不安定で、どうしてこんな気持ちになってしまっているのかわからないから、とにかく話を聞いて一緒に整理してほしい」と伝えてみてもいいかもしれません。 きっと同じように新しい環境で頑張っている彼だからこそのアドバイスやサポートをいただけるのではないでしょうか。

彼との関係だけでなく、新しい環境下で頑張っていること自体にも疲労ちゃんさんの精神的なお疲れがあるかと思います。 日々やるべきことを淡々とこなしていく中で、少しずつ慣れていくことが多いかと思いますが、もう少し時間が経っても涙や怒りっぽさがなくならないようであれば、環境の変化が疲労ちゃんさんに強い負荷をかけている可能性がありますので、より専門的なサポートを受けることをお勧めします。 その際には、マインドカフェのカウンセラーもより詳しくお話を伺いサポートさせていただきますので、カウンセリングもぜひご検討ください。 疲労ちゃんさんのお気持ちが今より少しでも落ち着き、彼との関係にも冷静に向き合えるようになることを陰ながら応援しております。