変に大人びてる子どもを見ると
あぁ、まだ、そんなことをしなくていいんだよ、まだ、子どもらしくしてていいんだよ、
ってなるけど
その子が、その環境で生きていくために編み出したものだから、頭ごなしには否定できないし、直せとも言わない、言えない。
私の昔の上司は、すぐ子どもたちに、ここが悪い!もっと直す!そんなことしなくていい!って言うタイプだったな。
確かに、はっきり物事を伝えるには良いかもしれない、でも、子どもの心理的なことを考えたら、それは、子どもの人生を否定する可能性もある。
大人だって急には変われない、子どもだったらもっと変われない。それなのに、貴方のやってきたことは間違ってる!って言われたら、困るよね。
じゃあどうすればよかったの?無駄だったの?って思っちゃうと思う。
大人では噛み砕けることかもしれないけど、子どもには難しいんだよ。大人の言うことが正しい、って思い込んじゃう子もいる。
子どもと関わって、音楽や、生き方を教えることを誇りとしているなら、もう少し、子どもの心理の部分を理解して欲しい。ストレートに伝えることだけじゃ噛み砕けない部分もある。
そう思ったけど、私の弱さが原因で辞めちゃった。
ごめんなさい。