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学校・勉強
匿名さん
4日前
何がつらいかわからないけど、毎日涙が止まらない
今年から専門学生になった18歳女です。 学校に通いだして1週間たった頃から、食べられない、寝られない、涙が止まらない等の症状に悩んでいます。 ゴールデンウィーク中は幾分かマシになりましたが、学校が再開することを考えると気分が沈みまた症状が現れはじめました。 貴方よりつらかったり頑張っている人はたくさんいるから学校を休むのは良くない、と親に言われるので休むことが出来ず、毎日休み時間はトイレで過ごすようになりました。辞めてしまいたいと考えることがありますが、決して安いとは言えない学費を払ってもらっているため罪悪感もあり辞められないです。 このまま学校生活に慣れることが出来れば、この気持ちは自然と無くなっていくのでしょうか。どうすれば心が軽くなるのでしょうか。
不安ストレス
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
2日前
どんなことを辛いと感じているのか、整理してみると良いかもしれません
#新入生 #ストレス #身体症状
はじめまして、臨床心理士・公認心理師の滝と申します。今年から専門学校に入学されたのですね。大きな環境の変化があり、とてもストレスを抱えている状況だと思います。学校生活に人間関係にと、毎日頑張る投稿者さんを応援したくて、コメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
今年から専門学校に通い始めているという投稿者さんは、学校が始まった頃から睡眠や食欲の問題が出現し、何が辛いのか分からないけど涙が出てきてしまうというしんどい状況にいらっしゃるようです。連休中は少し気分が良くなったものの、学校が始まるとまた同じような状況になってしまうのですね。親御さんとの関係で学校を休むに休めず、大変辛い毎日を送っているご様子です。
[悩みの原因・分析]
今年から入学されたとのことですので、今までの生活とは環境が大きく変わったことと思います。「五月病」という言葉がある通り、新生活のスタートには、メンタル面で不調を感じる方が少なくありません。せっかく色々な思いを胸に入学してきたのに、毎日トイレで休み時間を過ごしているというのはすごく悲しいですよね。投稿を読んで、胸が痛くなりました。少しでも何か前を向いていけるような方法がないか、一緒に考えてみましょう。
[やってみましょう!]
気になったのは、症状が出始めたのが学校が始まってからまだ間もない一週間頃ということです。通常、様々な期待を胸に学校生活が始まると、最初の2~3週間位はテンションも上がっていて、あっという間に過ぎてしまいます。そして学校生活に馴染めなかったり、うまくいかなかったりすることがあると、徐々に5月位から疲労や落ち込みが出てくるというパターンが多いです。ですが、学校が始まってから比較的すぐに気分の落ち込みや食欲減退等の問題が出てきたということは、学校に入る前から不安な気持ちが大きくて、その不安が顕在化してきたということなのかもしれません。学校が始まってみて改めて、その不安と直面したというところでしょうか。 現在、何が辛いか分からないけど涙が出てしまう状況とのことですが、一度自分がどんなことをストレスに感じているのか、どんなことを辛いと思っているのかというのを整理してみると、少し心の負担が軽くなるかもしれません。訳も分からず不安な気持ちに押し潰されていると、これからのことも考えられなくなってしまいます。何がしんどくて、どんなことを不安に感じているのか、自分の気持ちを一旦整理してみると客観的に捉えることができます。 そのためには、今の気持ちを言語化することが必要になります。学校には、学校生活の様々な困りごとを相談できるようなコーディネーターさんや、スクールカウンセラーさんはいるでしょうか。もしいたら、そういった人に今の状況を話し、少しずつ自分の気持ちを整理してみると良いかもしれません。そのような人がいない場合でも、誰か学校の先生やお友達等で、話ができそうな人はいないでしょうか。話をするうちに自分がどんなことを不安に感じているのかに気付くことができ、それによって今後の対策も考えられるかもしれませんし、相手から何かしらのアドバイスがもらえる可能性もあります。最近ではAIに自分の気持ちを話すという人も増えていますね。確かに、気持ちを整理したり問題に関する一般的な回答を得るという意味では、そういったツールを活用するというのも一つの手かもしれません。もし良かったら、そういった方法についても調べてみてくださいね。
もちろん、こちらでもオンラインのカウンセリングが利用できますので、他で適切な相談相手が見つからなかったり、専門家に相談してみたいという気持ちがあったりする場合には、ご利用を検討してみてくださいね。睡眠の問題や気分の落ち込みがひどく、日常生活にも支障が出る場合には、病院の力を借りるというのも選択肢の一つです。体調に関してご家族に理解を得られない場合には、病院の先生から説明してもらうということも可能かと思います。どうぞご無理のないようにしてください。