お話の詳細
仕事関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.ふくにゃん
5日前
社会人失格
自分には最悪な癖がいくつもあります。金融機関につとめているのですが、仕事状絶対やってはいけないことだと自分でも分かっています。 1つ目は、上司、後輩にミスを指摘されると、不機嫌になり、誤りを認めず言い返してしまう。ケンカしてしまう。 2つ目は、ミスをみとめることができず、はずかしくなり、職場からなにも言わずいなくなってしまう。 3つ目は、気にくわない上司、同僚、後輩にウソをついたり、嫌がらせをしてしまう。 もちろん、上司からは個別に指導していただいてその場では反省するのですが、何度も何度も同じようなことを繰り返してしまう。 結果、職場の人たちからは孤立してしまい、 部署異動や転勤となってしまう。当然、異動先で、私の行動は上司に伝わっており、 初日から無視をきめこまれている。最低限度のコミュニケーションしかされない。今、頑張れているのは今の職場の女性職員とは仲良くしてくれており、その人のおかげで部署異動がなくなったからだ。会社や家族は今の仕事を辞めてほしいと思っていると自分は感じているが、自分も辞めないといけないが他の転職先でしたいことがみつからず、自分がしたいことが分からず無職になるのが嫌で続けている。転勤して1か月たった今、前より落ち着いているが転勤前の人たちを殺したいくらい憎んでしまう。そんな自分が嫌だ。変えたいと思っている。
衝動_暴力
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専門家プロフィール
中西 由利子 さんの専門回答
4日前
出来事を客観的に振り返って、自分の考え方・行動のパターンを知る
#ミス #仕事 #人間関係 #ストレス
ふくにゃんさん、こんにちは。初めまして、臨床心理士・公認心理師の中西と申します。少しでもふくにゃんさんのお役に立てたらと思い、コメントさせていただきました。
[今回の悩み]
ふくにゃんさんは、職場での人間関係やご自身の行動にお悩みとのこと・・・ ①ミスを指摘されると感情的になり反論したり、②ミスを認めることが苦手で、恥ずかしさから職場を突然離れることがある、③特定の上司や同僚に対して嘘をついたり嫌がらせをする、これらのことで、職場で孤立し、異動や転勤が繰り返される結果となっているのですね。 ご自身の課題を整理して、変わりたいと思っているところ、異動先でもふくにゃんさんの過去の行動が知られており、無視をされるなど、コミュニケーションがスムーズにいかないことがあるとのこと・・・そのような状況であればお仕事がしにくいこともあるかもしれませんね。そんな中でも、親しくしてくれる女性職員さんがいらっしゃるとのことで、関係性を作れる人もいらっしゃるのですね。 仕事を辞めるという選択肢もあるけれど、無職になってしまうのではないかと思うと怖い気持ちが出てくるのは自然なことなのではないかなと思います。転勤から1か月が経ち、少し落ち着いてはいるけれど、以前の職場の人たちへの強い憎しみが残っているとのこと、、憎しみは強い感情なので抱えているのもしんどいだろうと思います。
[悩みの原因・分析]
ふくにゃんさんにとっては、「ミスをする」「ミスを指摘される」という、ミスに関することが苦手なストレスの一つでしょうか。「ミス=恥ずかしい」という考えもあるのかな?と思いましたが、いかがでしょうか。経験によって出来事と何かの考えが結びつくことがあるので、過去にミスに関する辛い経験があったりしたのかなとも感じました。ミスが重大な結果になる職場にいると、ミスに対して敏感になることもあるかと思いますので、ふくにゃんさんが置かれている環境も影響しているかもしれませんね。 苦手なストレスにさらされたときにどういう行動をとるかは人によって違うのですが、ふくにゃんさんはミスを指摘された場合、言い返したり、何も言わずにその場を去るという行動をとることが多いのですね。私たちは危険を感じると、反撃・攻撃したりその場から逃げたりといった、自分を守る行動をとります(肉食動物に狙われた草食動物もそうですね)。なので、ふくにゃんさんもご自身を守ろうとしてそのような行動をとっているのかもしれません。ふくにゃんさんが感じている危険は何でしょうか。何からご自身の身を守りたいと思っていらっしゃるでしょうか。 また、気にくわない方々に嘘をついたり嫌がらせしたりするのも、ふくにゃんさんなりの何かの理由や目的があるのかもしれませんね。
[やってみましょう!]
すでにご自身で課題を整理されて、変わりたいと思っていらっしゃるということは、すでに解決のための第一歩を踏み出していらっしゃるのではないかなと思います。これまでご自身でされてきた対処もあると思いますが、私の方でもいくつか挙げてみます。 ①ご自身の考え方のクセを知る ミスを指摘された時、どんな考えが出てきて、どんな感情が起こるでしょうか? それを整理することで、客観的にその物事を捉えることができ、冷静な行動をとれることがあります。 例えば、 出来事:「ミスを指摘された」→考え:「ダメなやつと思われたらどうしよう」→感情:「不安」→体の反応:「ドキドキする→行動:「言い返した」 ・・・などですね。ひとつひとつ整理してみると、考え方のパターンが見えてくるのではないかなと思います。そうすると、「ダメなやつと思われたらどうしよう」と思ったけど、実際はそういう風に言われたわけではないなどという「事実」に注意を向けることができて、衝動的に反応することが減ってくるかもしれません。 ②過去の傷ついた記憶を整理する ①考え方のクセを整理すると、考え方のパターンが見えてくるのではないかなと思います。その考え方に関わっている過去の出来事を振り返ってみて、その時ご自身が言って欲しかった言葉をご自身に言ってあげてもらえたらと思います(ご自身を勇気づけたり、励ましたりなど、ポジティブな言葉にしてください)。 ③感情のコントロール 感情がコントロールできると、行動にうつすところまでは行かない可能性があります。感情をコントロールする方法をいくつか持っておくと良いかもしれません。上記の考えのクセを知ること以外に、深呼吸をする、好きな飲み物を飲む、一旦トイレで一人になる、目を瞑る、甘いものを食べる、ツボを押す・・・など、ふくにゃんさんの気持ちが落ち着くような方法を探してみてください^ ^ ④反応・行動したあとのフォローをする 対処をしていても、どうしても反応してしまったり行動してしまったりすることがあるかもしれませんので、その場合は必ずフォローをするようにすると良いかと思います。「カッとなってしまってすみません」「深呼吸をして落ち着くようにしてみます」などと、対処を伝えることができると、相手もふくにゃんさんが努力しているんだということが少しずつ分かるかもしれません。
お一人で対処しようとすると大変ですので、誰かに相談したり手伝ってもらったりと、周りのサポートを得ることも、対処の選択肢に入れてもらえたらと思います。もちろん、こちらのカウンセリングも遠慮なく使っていただけたら嬉しいです。上記に挙げた対処に試行錯誤しながら一緒に考えて行くことができますので、お気軽にお声掛けください。 長い文章を読んでいただいてありがとうございます。ふくにゃんさんのお悩みのことが、少しでも晴れるように心よりお祈りしております。