お話の詳細
メンタルヘルス
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20日前
適応障害で長く休んでいます
元々職場の人間関係の苦痛から適応障害の診断を受け休職することになりました。別の病院ではパニック障害の診断も受けましたが、会社への休職としては「適応障害」ということになりました。うつ病の手前の状態、と聞き酷くなる前に休もうという事でしたが、職場を長らく離れても症状が回復しているのか分かりません。復職を考えていますが、行けそうだと思っていた矢先交通事故に遭い、やっと回復しまた気持ちが落ち着いて頑張れそう、と思っていたら同居してずっとそばに居た、何ならその人の為に地元に残ったと言っても過言では無い祖父が急逝しました。そんなこんなで気づいたらもう一年もの間休職していました。最近長く休みすぎて甘えの気持ちが出ているのでは、と不安になります。頑張らねばと焦る気持ちもあります。このままじゃダメだと思いながら涙が溢れてきて自分の情けなさに嫌気が差します。人と話すと後から怖くなったり、具合が悪くなったり、上手く言えません。「やりたいことを見つける」ということも、趣味だった絵を描くことは今では白紙の紙を前にすると頭がぐるぐるしてもはや苦痛です。読書も目が滑るというかしんどくなります。周りは凄く気遣ってくれるのに、自分の情けなさ、居ない方がいい、いっそ消えてしまいたい。でも痛いのも死ぬことも怖い、もうわかりません。 甘えだと思います。そうじゃないよって言って欲しいだけなんじゃないか、そういう周りに甘えるだけの現状です。厳しい事や現実を突きつけられると涙が出るような情けない自分です。もうわかりません、
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専門家プロフィール
山路 和英 さんの専門回答
18日前
休職中の心の休息と再出発の時
#適応障害 #パニック障害 #グリーフケア #休職 #運動療法
すぃcaさん、職場の人間関係から適応障害を発症され、さらにパニック障害の診断も受け、休職という決断をされたのですね。その後、大切な祖父様が急逝され、心身ともに大きな負担を抱えていらっしゃることとお察しいたします。 一年という休職期間の中で、様々な感情が押し寄せ、焦りや不安、そしてご自身の情けなさといったお辛い気持ちを抱えていらっしゃるのですね。 今回は、すぃcaさんのご投稿内容について、専門家の立場からいくつかのポイントをお伝えさせていただきます。
[今回の悩み]
すぃcaさんは、職場の人間関係の苦痛から適応障害と診断され休職しました。その後パニック障害の診断も受けています。復職を考えていた矢先に交通事故に遭い、回復後には同居していた大切な祖父様が急逝されました。 一年間の休職期間を経て、甘えの気持ちがあるのではないかと不安になり、頑張らねばと焦る一方で、涙が溢れ、自己嫌悪を感じています。 人と話すと後から怖くなったり体調が悪くなったりし、趣味の絵を描くことや読書も苦痛に感じます。周囲の気遣いを感じながらも、自身の情けなさや希死念慮に苦しんでいます。 甘えではないかという気持ちと、そうではないと言ってほしいという気持ちが入り混じり、厳しい現実に向き合われることへの恐れも抱えています。
[悩みの原因・分析]
今回のケースでは、以下の要因が複雑に絡み合っていると考えられます。 ・適応障害とパニック障害: 職場のストレスによる適応障害に加え、パニック障害の症状も抱えていらっしゃることから、強い不安や心身の不調が継続していると考えられます。 ・グリーフケア: 長年共に過ごされた大切な祖父様の突然の逝去は、深い悲しみと喪失感をもたらし、心身に大きな影響を与えていると考えられます。グリーフケアは、悲しみを受け止め、乗り越えていくための大切なプロセスです。 ・休職による焦りと罪悪感: 長期にわたる休職に対し、甘えではないかという罪悪感や、早く回復しなければならないという焦りが生じている可能性があります。 ・活動意欲の低下: うつ病に近い状態とのことですので、意欲や興味の低下、集中力の低下などが見られ、趣味活動や読書への意欲が失われていると考えられます。 ・対人不安: 人と話すことへの不安や恐怖心が、社会との繋がりを避け、孤立感を深めている可能性があります
[やってみましょう!]
1.ご自身のペースを尊重する まず大切なことは、ご自身を責めず、焦らず、ご自身のペースで回復を目指すことです。休職は決して甘えではありません。心と身体がSOSを出している状態であり、休息が必要な時間なのです。 2.運動を取り入れる 体力が回復してきたようでしたら、無理のない範囲で運動を取り入れてみましょう。読書や絵を書くことも良いのですが、適度にストレスがかかるもののほうが実は休職中には効果的です。ウォーキングや軽いストレッチなど、ご自身の体調に合わせてできることから始めてみてください。適度な運動は、心身のリフレッシュになり、気分の改善や睡眠の質の向上にも繋がることが期待できます。 3.グリーフケアをする 祖父様を亡くされた悲しみは、時間をかけてゆっくりと癒していく必要があります。無理に忘れようとしたり、早く乗り越えようとしたりせず、ご自身の気持ちに寄り添い、悲しむことを許してあげてください。 ・思い出を大切にする: 祖父様との写真を見たり、思い出の品に触れたりすることで、故人を偲び、気持ちを整理することができます。 ・気持ちを表現する: 悲しい気持ちや寂しい気持ちを我慢せず、日記に書いたり、信頼できる人に話したりすることも大切です。 ・グリーフケアに関する情報を得る: グリーフケアに関する書籍を読んだり、相談窓口を探してみるのも良いかもしれません。 4.小さなことから始める 「やりたいことを見つける」ことに焦らなくても大丈夫です。まずは、散歩をする、日光を浴びる、簡単な家事をするなど、無理のない範囲でできることから少しずつ始めてみましょう。小さな成功体験を積み重ねることで、少しずつ意欲を取り戻せる可能性があります。 5.対人関係への不安への対処 人と話すことに恐怖を感じる場合は、無理に人と会おうとする必要はありません。まずは、メールやSNSなど、顔を見ずにコミュニケーションが取れる方法から試してみるのも良いかもしれません。また、オンラインの自助グループなどに参加してみるのも、安心できる場となる可能性があります。 6.専門家のサポートを求める 現在通院されている医療機関で、今の気持ちや状態を詳しく相談してみましょう。必要に応じて、カウンセリングなどの心理的なサポートを受けることも検討してください。過去に辛い経験があるとのことですので、信頼できる医療機関やカウンセラーを見つけることが大切です。
すぃcaさんは、様々な困難に直面しながらも、懸命に前に進もうとされています。ご自身の気持ちを大切にしながら、焦らず、ゆっくりと回復への道を歩んでください。周りの方々の温かい気持ちも受け止めながら、ご自身を労わってあげてください。応援しています。