恋人の感情が表に出にくく、愛情や思いが伝わりにくいために、不安になることが多い。 「ちゃんと好きでいてくれてるのかな」「私はどう思われているのかな」と心が落ち着かず、満たされない感覚が続いている。 その心の不安をどう落ち着かせたらいいのか悩んでいる。

このお悩みの根っこには「相手の気持ちが見えないことで、自分の存在が揺らいでしまう」という心の不安定さがあるように感じます。 特に、言葉や態度で愛情をあまり表現しないタイプの相手と関係を築こうとする時、 ・自分が一方的に気持ちを求めているように感じてしまう ・「もっと愛されたい」と思う自分を責めてしまう ・伝えても変わらなかったらどうしようという諦めや恐れ といった気持ちが強まり、ますます心が満たされにくくなってしまうことがあります。 でも、不安になるのは「愛が足りないから」ではなく、「自分と相手を大切にしたいからこそ感じるもの」だったりします。

不安をゼロにするのは難しいかもしれません。 不安は自分を守るための本能的な感情だからです。 「不安に飲み込まれないようにする工夫」や、「満たされないとき、自分を落ち着かせる方法」は、少しずつ育てていくことができます。 ◎ステップ1：「不安な自分」を責めない 「こんなことで不安になるなんて…」と自分を責めると、余計に苦しくなります。 不安を感じるということは、それだけ“人とのつながり”を大切にできる感受性があるということ。 「私はちゃんと愛したいと思っているんだね」と、自分の気持ちにやさしく声をかけてあげてください。 ◎ステップ2：気持ちを伝える時は「責めず、願いをこめて」 たとえば、 「こうしてくれたら嬉しいな」 「言葉で伝えてくれると安心できるな」 と、“不満”ではなく“お願い”の形で伝えると、相手にも届きやすくなります。 相手の表現方法が違うだけで、もくもく２さんへの思いがないわけではないかもしれません。 ただ、もくもく２さんが“どこで安心できるか”を言葉にすることは、とても大切な自分守りになります。 ◎ステップ3：自分の心を満たす“ひとりの時間”を意識してみる 相手に満たしてもらうだけではなく、 ・お気に入りのカフェで過ごす ・好きな香りを焚く ・自分だけの「安心するルーティン」を持つ など、自分が自分のままリラックスできる、自分で自分の気持ちを整える時間があると、相手への不安が少し和らぎます。 「私の心を落ち着かせられるのは、私でもある」――この感覚を育てることは、恋愛関係の安定にもつながっていくんですよ。

「どうしてこんなに不安になるんだろう」 「どこまで伝えていいんだろう」 そんな恋愛の中の揺れる気持ちは、他人にはなかなか話しづらいものですよね。 カウンセリングでは、 ・安心して“恋愛の悩み”を吐き出せる場所になる ・「不安の正体」や「自分の安心ポイント」を一緒に見つけられる ・相手に気持ちを伝える“やさしい言葉”を一緒に考える など、自分自身の“恋愛の軸”を整えることができます。 恋愛関係の中でこそ、自分の心の声と丁寧につながる時間が、何よりも自分を守ることにつながります。 最後にひとこと もくもく２さんが「不安になる」ことは、決して変な事でも悪いことではありません。 それは、「もっと安心したい」「ちゃんと大切にされたい」という願いが、もくもく２さんの中にある証です。 だからこそ、その気持ちを無理に消そうとせずに、 「不安なとき、私はどうすると落ち着ける？」 「どんな言葉があれば、私は安心できる？」 と、少しずつ“自分の取扱説明書”を作るようなイメージで、自分と向き合ってみてください。 その先に、もっと楽に、もっと自然に愛し合える関係が、待っているかもしれませんね。