お話の詳細
仕事関係
ひよまる2号
6ヶ月前
仕事、、
12時間労働 休憩無し おまけにプレッシャーがかかる、、。 学校の教員をしております。 かなり重い責任感があり、1人で抱えきれません。でも、頼んだら人に迷惑をかけてしまうのでは、できないと思われるのではないかと心配になります。保護者からのご意見であったり、児童の個々の発達に合わせた関わり方をどのようにすればいいか分かりません。どうすればいいですか?助けてください 家に帰ってきてもぐったり、、、勉強したいのにできない、、、かなしい
うつ
教師のバトン
ストレス
不安
無気力
教師
トラウマ
コンプレックス
頭痛
パニック
強迫観念
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滝 真樹子 さんの専門回答
6ヶ月前
一人で抱えきれないのは当たり前のことです。抱えてはいけません
#教員 #ストレス #プレッシャー
ひよまる2号さん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。先生、毎日の業務本当にお疲れ様です。頑張るひよまる2号さんにエールを送りたくて、コメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
お話を投稿してくださったひよまる2号さんは学校の教員をされていて、授業等の通常業務以外にも保護者対応、生徒の発達に応じた対応、その他プレッシャーのかかる毎日のお仕事に、本当にお疲れの様子が伝わってきます。帰宅後はぐったりしてしまい、やりたい勉強もできずにいらっしゃるのですね。仕事の拘束時間も長く、一人で抱えきれない程の業務量に悩まされるものの、迷惑をかけるのではという思いからなかなか周りを頼ることもできずにいるとのことでした。
[悩みの原因・分析]
スクールカウンセラーとして学校でも長年勤務してきましたが、日々マルチタスクをこなす忙しい学校の先生方には、本当に頭が下がります。生徒たちを帰した直後に一瞬で保護者面談のためにスーツに着替える姿を見たり、丸つけ・生徒対応・おかわり指導を同時にしながらほぼ流し込むように給食を食べる姿を見かけたりすると、学校現場の先生方にかかるご負担の多さを危惧せずにはいられません。 ひよまる2号さんも、毎日ありえない量の業務をこなされていることと思います。家に帰ってぐったりしてしまうのも無理はありません。何か毎日の負担を少しでも減らすことができないか、考えてみましょう。
[やってみましょう!]
現在放送中のドラマ「放課後のカルテ」の第6話が、ちょうど真面目で一生懸命な若い先生のお話でした。ドラマを観ながら色々な先生方のお顔が浮かび、ラストで号泣してしまいました。見逃し配信などでもし機会があれば、ご覧になってみてください。本当に学校の先生というのは、まっすぐで頑張り屋さんの方が多いですよね。とっても立派だなぁと思う反面、どこかで倒れてしまわないかなと心配になることも多いです。適度な力の抜き方を、身につけていけると良いかもしれません。 スクールカウンセラーは毎日来るわけではないですが、校長先生など管理職の先生方と情報共有することも多いです。多くの校長先生方が口を揃えておっしゃることは、「先生達は一人で抱えないこと」です。なぜなら、一人で抱えることで結果として生徒に不利益が生じるからです。そもそも今の学校現場は一人の先生がこなせる業務量を超えています。色々な見地から生徒を見た方が良いのはもちろん、一人の先生だけで対応していると、何かあった時にその部分に穴ができてしまいます。日頃から他の先生方とも情報共有し、協力して対応していった方がクラスのため、学校全体のためになります。 対応の難しい保護者の方がいらしたら、学年主任の先生にも相談して面談に同席してもらっても良いと思います。発達的に課題のある生徒さんの対応については、保健室の先生やスクールカウンセラーの先生に相談してください。ご家庭の問題で対処しきれないケースの場合には、管理職の先生にも相談してスクールソーシャルワーカーの派遣を検討してみてはいかがでしょう。時間がなくてコピーができなかったら事務の方に泣きついても良いですし、丸つけの時間がなかったら学習支援員の方にお願いしても良いのではないでしょうか。ひよまる2号さんの日頃の頑張りは、きっと他の先生方も見てくださっています。学校はチームとよく言われます。きっと、助けてくれる方がいますよ。 以前勤めていた学校で、何人もお子さんのいらっしゃるベテラン教員の方がいて、どうやって育児と教員の仕事を両立しているんだろうと疑問に思っていました。本人に聞いてみたら「家はぐちゃぐちゃよ~なんにもやってないの!」とはっきり言われてそんなことないだろと思ったのですが、後々その意味に気付きました。その方は仕事を分担するのがとても上手なんですね。私の所にもしょっちゅう色んな頼みごとをしに来る上に、イレギュラーに子供を連れてきて対応をお願いされました。普段からそういう方だとこちらも無理な時には自然に断れるし、こうやってこの先生は上手に自分が壊れない工夫をしているんだなと感心しました。ちょっと行き過ぎな所もありましたが、一人で抱え込みがちな先生方には見習ってほしい部分もあるなと思いました。
生徒達のために日々奮闘する教員というお仕事を、とても尊敬しています。だからこそ、無理をして倒れてほしくないです。どうぞご自分の体調を最優先に、周りに頼めるところはどんどん振っていって、皆で対応にあたってください。 日々の業務のこと、発達に課題のある生徒さんへの対応について等、もちろんこちらでもご相談に応じています。休日や夜間でも対応しているカウンセラーはいますので、もしよろしければご利用をご検討くださいね。冬休みまであと一か月、どうぞご無理のないようにお過ごしください。