お話の詳細
自由
サモーン
1年前
何処へも行かない夜汽車に乗っている。 それほどまでに自分がどこへ向かうべきか、方向すら分からないときが続いている。 窓を過ぎる煤すら見えない。夜星ひとつない静かな夜に、似つかわしくない汽笛が高々と響く。真っ暗な車内でポツリと座る、私。
ひとりごと
0 専門回答希望
1 人が共感
コメント 0 個
専門回答希望 0個, 共感 1個, コメント 0個